2014年01月22日 スタッフブログ

満タンになる犬,猫の「におい袋」

満タンになる犬,猫の「におい袋」

「犬がお座りのような変な格好で、お尻を地面にこすり付けながら前へ進む。虫でもわいているのでしょうか?」とよく聞かれます。条虫や回虫などのせいで肛門がモゾモゾしてそんな行動をとることもまれにありますので、定期的な駆虫は必要ですが、大抵は「におい袋」が満タンになっているのが原因です。
 このにおい袋は「肛門のう」といって、肛門臭腺から分泌される「においの元」をためておく袋です。においの出口は肛門3時と9時くらいの位置にちょこんと開いています。
 袋の底には肛門括約筋がくっついていて、肛門をキュッと締めると袋が締め付けられ、出口から「においの元」が飛び散る仕組みになっています。そうやって自分自身のにおいを付けて縄張りを主張するのです。スカンクみたいに、さらに発達して敵をかく乱する武器になっているような動物もいます。
 このにおいの元がうまく出なくなり、たまるばかりになると、袋がはち切れそうになり、違和感を覚えてお尻をこすり付ける行動になります。室内犬は出ないことが多いのですが、問題は「出るか、出ないか」ではありません。出たら出たで部屋の中に飛び散るといやーなにおいがしますし、出なければ出ないで、放置しておくと袋が破裂してひどく化膿することもあります。みんなの平和のためには定期的に搾るのが一番です。
 指で注意深く肛門の両脇に触れると、小指の先ほどのコロコロした袋がありますので、優しく挟み込むように力を入れます。シャンプーをするときに、洗い流しながら搾るとあまり嫌がらないかもしれません。うまくいかない場合は、トリマーや獣医師に相談すると良いでしょう。いくら動物たちにとって大切なにおいでも、あの生臭い何とも言えない動物臭が部屋中に立ち込めては閉口します。また、破裂を繰り返すような場合には袋を取り除く手術が良い選択かもしれません。

大阪市の南大阪動物医療センター

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大阪府大阪市平野区長吉長原3-5-7
定休日
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