大阪市で犬・猫の手術は南大阪動物医療センターへ｜猫の病気｜ドッグサービス

本年の年明けにもお話ししましたが、いよいよ5月7日にキャットクリニックがオープンします。4月オープンの予定でしたが、埋蔵文化財の発掘で1か月遅れのオープンとなりました。

キャットクリニックのご紹介はHP施設紹介のページに譲りますが、猫専門の診療施設であることはもちろんですが、猫の遊び場であるキャットルーム、子猫専用のキトンルームを備えています。

少し話はそれますが、「Five Freedom〜5つの自由」をご存知でしょうか？
これは動物に与えられるべき5つの自由のことで、動物福祉を考える上での指標となっています。

1．飢えと渇きからの自由
　→十分な栄養と気力を維持できる新鮮な水と食事

2．不快からの自由
　→快適な休息ができる環境

3．痛み、外傷や疾病からの自由
　→疾病予防と早急な診断と治療

4．恐怖や抑圧からの自由
　→精神的苦痛を避けるための環境と処置

5．本来の行動がとれる自由
　→十分な空間、適切な施設、動物種にあった交わり

動物病院という制限のある環境の中で、今回、キャットクリニックでは受診・入院する猫たちの5つの自由に最大限の配慮をしたつもりです。そして、病院で暮らす猫たちには十分な空間のキャットルームを、子猫たちのためにはキトンルームを確保しました。

さらにキャットルームとキトンルームは、隣のコンビニエンスストアのイートインからガラス越しに見られるようになっています。

これは、2017年7月に女優の杉本 彩さんを「ワンニャン特別大使」としてキックオフされた「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」に向けた大阪市の取り組みに呼応し、大阪市に保護された子猫たちの一般の方への譲渡に協力するためなのです。

  　

キャットクリニックの開院を機に、1頭でも多くの保護動物たちに生きる機会を、そして、1人でも多くの人たちに動物と共に暮らす楽しさを提供できればと考えています。すでに動物たちとの暮らしを満喫しておられる方も、そうでない方も、どうかよろしくお願い申し上げます。

（文責　よしうち）